介護業界、利用者様からのハラスメントで困っていませんか?
- あなたのホームの入所契約書、法改正に対応できてますか?
- 利用者からのハラスメントで困っていませんか?
今週のゲストは、中尾太郎さんです!
3月10日 水曜日 夜10時
私のラジオ番組「GBのワシにも言わせろ!」に、弁護士の中尾太郎さんが登場します。
前半は、民法改正です。
民法(債権法)改正が行われてもうすぐ1年が経とうとしていますが、あなたの施設の入所契約、特に保証に関する部分は大丈夫ですか?保証人の負担を軽減する趣旨の改正部分もあり、新たな契約や更新の内容が、法改正以前の契約書の様式のままだと保証契約が無効とされる恐れがあると中尾さんが教えてくれます。
たいていどの入所契約書にも連帯保証人署名の欄があるかと思いますので、気を付けてくださいね~。
後半は、利用者からのハラスメントについてです。
これに悩まされている事業所や介護職の方は多いんじゃないでしょうか!!
介護業界は他の業界と比べても、顧客や取引先からのハラスメントが多い業界であることが厚生労働省内の検討会における報告書においても報告されているのだそうです。
中尾さんのお話しで印象深かったのは、利用者本人からのハラスメントも問題ですが、利用者の家族からハラスメントと言えるほどの暴力やクレーム受けた場合は、さらに対応が大変な場合が多いということ。
なぜならば、利用者本人とは契約書で退所理由を定めているが、その家族が起こした問題行動まで定めているケースはほとんど無いと思われ、家族の起こした行為が原因で本人に「出ていけ」とは言いにくいから。
言いにくいからといって放っておくと、そのうち従業員は疲弊してくるしで、なかなか大変なことに発展してしまうことも・・
特効薬はないものの、こういった問題に少しでも対処する方法も中尾さんは述べてくれます。
エーケンは、「家族による行為も含めた、三者間での契約書にしたらええんちゃいますん!!」と、番組内でとっさに抜群の提案をしたつもりでしたが、軽くスルーされました(笑)。
大阪弁護士会 高齢者障害者相談支援センター 介護福祉部会 会長をしている中尾さんのお話しですので、介護・福祉業界の方は参考にしてくださいね。
講演会やセミナーを多数こなしているのに、収録では「緊張するわ~」を連発していた中尾さん。緊張するようにエーケンが仕向けてんねんで~!(って、ウソやで~)。3月10日(水)夜10時からの「GBのワシにも言わせろ!」ぜひお聴きください。
ラジオを聴くにはこちら↓の関西チャンネルの再生ボタンをクリック。
http://www.yumenotane.jp/now-playing
インターネットラジオ番組「GBのワシにも言わせろ!」に興味のある方はこちらをご覧ください。
http://banzen.jp/index.php?radio