第111回ばんぜんの会、オープンセミナー「実際の声から知る里親生活 ~里親の体験談~」を開催しました。

第111回ばんぜんの会、オープンセミナー「実際の声から知る里親生活 ~里親の体験談~」を開催しました。

令和6年11月20日は第110回ばんぜんの会でした。

初めての方が何名かおられましたので、自己紹介をしていただいた後、オープンセミナーを行いました。

テーマは
「実際の声から知る里親生活」~里親の体験談~
講師は朝日里佳さんです。


【セミナーの概要は次の通り】

虐待されていた。いつ叩かれてもいいように心の中でファイティングポーズをとっていたので常に呼吸が浅かった。ある研究所で心のことを学んだことで、深呼吸ができるようになった。
里親研修は、里親になるための覚悟を試される研修といえるものであり、自分の過去のことも話し、夫婦個別の面談もある。里親をやろうと思ったら根気が必要、何らかのコミットも必要。2023年8月に登録完了。
里親の種類はたくさんある。

  • 養育里親(約11,800組ある)
  • 専門里親(ヘビーな案件を受け持つ。児童養護施設の職員などが関わる。約700組)
  • 養子縁組里親(年齢要件あり。約5,600組)
  • 週末里親(研修無し)

一時預かりならこれまで3人経験した。全て思い入れがある。

里親(一時預かり)をするにあたっては、何歳の子でも0歳と思って対応してくださいと言われた。

里子は里親を試す「試し行動」をするが、全てOKとする。海苔が好きで大量に食べる子には、子供が引くくらい大量にあげた。

里子は普通ではないと思い、可哀想ベースで話しかけてしまう人が多いが、(朝日さんは)遠慮はしない。

日本は諸外国に比べ、血縁を重視する傾向にあるが、(朝日さんは)自分のところに来た子は全部自分の子と思っている。

里親制度は子供のためにある。

第111回ばんぜんの会、オープンセミナー「実際の声から知る里親生活 ~里親の体験談~」を開催しました。


【セミナー後のディスカッション】

  • (参加者)10歳の子を預かったというが、学校はどうするのか?
  • (朝日氏)一時保護所の子だった。一時保護所の子は学校(私学)には通えない。里親のもとからだったら通えるので、(朝日さんの)家から通っていた。
  • (参)初めて聞くことばかりだった。里親イコール養子縁組だと思っていた。補助金のことや戸籍のことなど参考になった。
  • (参)30代の7年間ほど、週末里親がしたくて里親の会に入っていた。
  • (参)自分たちのことを里子に何と呼ばせていた?また、里親が終わった後もコソッと会いに行けるのか?
  • (朝)夫のことは“ケンちゃん”、私のことは“リカちゃん”と呼ばせていた。元里親の方から子供に会いに行くことはできない。
  • (参)子は、あらかじめ里親制度を使うことを知らされているのか?
  • (朝)児相から説明は受けていると思う。
  • (参)世間からの疎外感などにより、父母がしんどいと思っていたら子に伝-わってしまう。地域で何とかすべし。
  • (参)里親として親になる喜びを皆さんに伝えてほしい。朝日さんの原動力は何か?
  • (朝)子供は本当にかわいい。夫婦二人より三人の方がにぎやかで楽しい。何があっても大丈夫と私ならいえる。
  • (参)さすが司会業だと思った。短期の里親があることを知ることができた。
  • (参)朝日さんは、里親をするために生まれてきたような人。朝日さんだからできると思う人もいるかも。
  • (朝)大人の都合でするから反発があるのでは。どんな子でも素晴らしくなれる。大人がまずそう思うこと。
  • (参)知り合いがネグレクトになり、今はどこに行ったのかわからなくなっている。
  • (参)里親としての在り方は、親としての在り方と同じではないかと思った。
  • (朝)一時預かりの最後の10日間は、これでもかというほど甘えてくる。いつか会いに来てくれたらうれしい。
    心の中で見守っている。

第111回ばんぜんの会、オープンセミナー「実際の声から知る里親生活 ~里親の体験談~」を開催しました。


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