第98回ばんぜんの会を開催しました。
10月18日は、第98回ばんぜんの会でした。
定例会の写真を保存していたパソコンが壊れたため、代わりにエミュー君の写真でお楽しみください。
今回は、児童養護施設を見学させていただいたことの報告から始まりました。
【北九州養護施設見学ツアーの報告から】
- 太田氏から資料を提示しての見学ツアーのレポート。
- 自分の部屋の片付けをさせたことがないのは、ネグレクトからの傷を癒すため。その結果自立できるようになる。
- 考えたくなることがたくさんあった。北九州だけに納めずオープンに広がればいい。障がい者の自立支援と同じだと思った。
- ネグレクトの子は、体温調節に難があることもある。
- ゴミ箱にごみを入れることができない子もいる。職員の離職も多く、子供同士の暴力も起こる。リビングにソファを置かないのは、そこに座るかどうかの優劣が発生するから。
- 刑務所や少年院上がりの人は、子供のころの逆境体験を持つ人がいる。
- 体温が調節できないのはネグレクトが原因なのか。
- それだけとは言えないが、二次的に様々な障害になることも。自傷行為や自慰行為に没頭してしまうなど。
- 太田さんのレポートでぼんやりしていたことがはっきり分かった。バイスティックの7原則のうち、個別化の原則を感じた。
- バイスティックの7原則は、ソーシャルワーカーがよく使う言葉。
【相模原市の事件】
- 犯人に共感する声を聞いて恐怖。
- 元県庁の知り合いが犯人のことを知っていて、事件の後の建物建て直しのとき、入所者の意思をどう判断するか大変だったという。犯人の思い通りになるのが怖い。報道に左右されやすいので、コロナワクチンもそうだが新聞に薬害の記事が載ると、施設長が飛んできてその薬を飲ますなという。助かっている人の方が圧倒的に多いのに。