妻サービスエリアに置き去り事件

令和5年、人から最も笑われた夏の思い出。

お盆休みに妻の実家に帰省し、大阪に戻る道中。
最後に休憩したサービスエリアを出発し、あとは自宅まで一気に走るぞーと思って運転していたら、スマホに見知らぬ番号から着信。
こんな夜中(23:30頃)に誰からやろ?気持ち悪いから出やんとこかな。
とも思ったのですが、出ないのも気持ち悪いので出てみたところ、聞き覚えのある声が、

「どこにおるん?置いていったやろ」

妻の声でした。

「えっ、お前、乗ってないん?」

(後部座席を振り返り、娘二人だけが寝ているのを見て)

「あっ、ほんまや!」

あらましは次のとおり

①サービスエリアに到着、私以外の家族4人全員爆睡中
②「誰も降りへんの?俺トイレ行ってくるで」と一応声をかけて私が下車
③私がトイレに行っている間にトイレに行きたくなった妻が下車
④私、トイレから戻り乗車、妻が戻ってないことに気づかず「ほな行くで!」と号令して発車
⑤加速車線を気持ちよく加速して本線に合流し、嬉しそうに爆走中←いまここ

トイレから戻った妻は、取り残されたことに気づいたものの、財布も携帯電話も車の中。
しかたなくサービスエリアの売店の兄さんに携帯電話を借りて私に電話をかけてきて事件が発覚。
ここで電話がかかってこなければ、八尾の自宅まで戻ってから
「お母さん、おらへんやん」
となっていたことでしょう。

Uターンして迎えに行きましたが、妻は、
・なんで置いていったんや、という怒り
・勝手なことをしてしまった、という反省
の両方が入り混じった複雑な顔をしてSAの無料のお茶を飲んでおりました。

ところで、この話を人にするととても笑われます。

少しは社会問題に紐づけようとして、
「5人家族でこれやねんから、介護施設や幼稚園の送迎バスが利用者や園児を降ろし忘れることも、そらありまっせ」などと話をそっち方向に振っても、
「そら違うやろー、ゲラゲラゲラー」みたいな感じ。

妻も知り合いに話したところ、
「あかん・・黙ってられへん・・早く人に言いたい・・とりあえず帰ったらすぐ旦那に報告するわ」と言われたそうなので、少なくとも夏の終わりまでには町中に広まっているものと思われます。

慣れは怖いですね。
令和6年は、初心に戻って頑張りたいと思います。

障害福祉サービス事業の立ち上げに関することはこちらをご覧ください。



【この記事を書いた人】

竹中永健

竹中永健
株式会社ばんぜん 代表取締役
行政書士
ラジオパーソナリティー

「障がい者の方やそのご家族が安心して暮らせる社会」を目指して、ハートがある専門家と連携し「障害福祉事業の総合サポート」をしています。その傍ら、ラジオ放送局「ゆめのため」のラジオパーソナリティーとしてゲストさんの夢を応援する活動も実施中。
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